伊勢・鳥羽旅行その1

思い立ったのが遅かったので宿探しに苦労しましたが、今年の夏は久しぶりに家族旅行に出かけることにしました。行き先は伊勢鳥羽方面。近鉄の「まわりゃんせ」を余すことなく使い、楽しんでこようと出発しました。
本日は鳥羽です。

10時半頃鳥羽駅に降り立ったのですが、なんせ朝ご飯を食べた時間が時間なので、早くも空腹です。鳥羽1番館というところを偵察し、そこで早めのお昼にしました。お刺身とか伊勢えびとか岩牡蠣とかすごいメニューが並んでいますが、お昼だしお高いので、名物[てこね寿司」と、そのお店が強力に推していた「海女の釜飯」を頂くことにしました。てこね寿司というのは、かつお漬けの乗っかったすし飯丼。この辺りの名物のようです。海女の釜飯にはアサリやひじき、なんらかの貝、などがぎっちり入ってます。1300円なんでね、牡蠣は入ってなかったよ…。




てこね寿司

海女の釜飯。オーダーしてから20分かかります。


さて、腹ごしらえが済んだら、鳥羽水族館です。ここの一押しは、何と言ってもラッコです。ちょうどご飯をたべることを見ることが出来ました。胸にのせた石の上でがんがんするのかと思いきや、すでに貝の口が開けてあり、胸の上で上手にぱかっと貝を開いて美味しそうに食べていました。他にもスナメリ、ジュゴン、イロワケイルカ、なぜかカピバラ、芸達者なオットセイのショーなど、見応えのある水族館でした。まわりゃんせ使用で入館料なしです。


お食事中のラッコ。



ねむたいカピバラさん。



水族館を後にして向かったのは、鳥羽の島めぐりで船で1時間ほどの観光です。最初、冷房の効いた船室でくつろぎ、昼寝しそうなまどろみタイムとなっていしまいましたが、いかんいかん、せっかく船に乗ってるんだしということで、デッキに上がって潮風を満喫。
複雑に入り組んだ鳥羽湾や小さな島々、一緒に飛んでるかもめ、真っ青な空、人魚姫、なかなかいい感じです。あ、人魚姫は余計なんだった。こちらもまわりゃんせ使用で乗船料なし。


餌をねらっているらしい。



うわさの(?)人魚姫。


さて、最後はミキモト真珠島です。御木本って書くんですね。真珠の養殖の方法を丁寧に教えていただきました。私たちが売り物として目にする真珠たちは、厳しい自然環境の中を生き抜いた選りすぐりだといくことが、よーくわかりました。真珠のアクセサリー売り場が併設されていますが、真珠を見る目が変わりますよ。そして、とても目の保養になります。
ここでは、海女さんの実演も見ることが出来ます。目の前で純白の衣装を着た海女さんが6メートルもある海底に素潜りし、アコヤガイを採ってきます。アキちゃんがウニを捕っていたのと同じですね。すごいなあ。ミキモト真珠島もまわりゃんせにて入場料なし。


潜っているのは、1分くらいだったかな。

夕方になりましたので、そろそろ宿へ行かなくちゃ。宿は志摩なので、近鉄特急で鳥羽から志摩磯部へ向かいます。電車代はまわりゃんせで。
宿は、的矢湾を見下ろす山の上にありました。露天風呂に入って汗を流し、晩ご飯は海の幸たっぷりな品揃え。すいません、食事に夢中で写真なしです。料理で選んだ宿泊プランでなかったので(なにせ空きがなかった)この宿のスタンダードな食事だったのだと思いますが、なかなか豪華でしたよ。牡蠣はなかったけど(しつこい)。食事の間には、対岸にある志摩スペイン村の打ち上げ花火を見ました。夏ですね。