Root canal treatment

今日は歯医者さんで神経を抜いてもらいました。英語でRoot canal treatmentと言います。初めて経験するアメリカの歯医者さんレポートをしておこうと思います。
初めに、アメリカでは一般歯科と専門歯科が分かれており、神経治療を受けるような場合は、一般歯科にかかってから紹介してもらう形が一般的なようです。わたしも、まず一般歯科に行ってから神経治療が必要なので専門歯科での予約を取ってもらって臨みました。
病院は閑静な建物で、4人の先生がおられました。受付で、まずどっさり書類をもらい、サインをしなければなりません。その時非常に気分が悪かったので、旦那が読んで私はサインだけしました。
診察室は完全な個室です。とてもきれいでラジオが流れていたり、窓の外は美しい新緑が見えます。旦那とドクターが話をした後、オペになりました。そう、それはまさしく「手術」そのものでした。
私はゴーグルをかぶり、治療する歯以外は幕でカバーされました。麻酔が効いたらなんとちっとも痛くありません。最初は緊張して握りこぶしをしていた私ですが、途中でだらっと力を抜いてしまいました。被せものを取ったり、歯を削ったり、削ったところをお掃除したり、神経を抜いてるな、というのはなんとなくわかりますが、なんせ痛くありません。口の中もカバーされているおかげでクリーンなので快適です。1時間の治療があっという間に感じられました。あと、治療中4回ほどレントゲンを撮りました。
治療あと、仮の被せ物をしてあるので、後日ここを紹介してくれた一般歯科でパーマネントクラウンをつけてもらうように言われました。また、麻酔が切れてから痛みが生じるだろうが、タイレノールを飲めば大丈夫だろう、もし何かあれば電話して下さい、とのことでした。一番最後にドクターと握手したのも印象的でした。
スタッフの方々もとても親切で、旦那が私と一緒に診察室に入る時は子どものことを気づかってくれたし、英語が下手な我々にも丁寧に説明してくれました。御会計はきっちり800ドル。カードで支払いました。
日本で神経治療を受けたことがないのでよくわからないのですが、私の受けた治療はかなり良かったのではないかと思います。感染防止の処置(多分ゴーグルや歯のカバーがそうなんだと思う)がちゃんとしてあったし、麻酔が切れた後もたいして痛まなかったからです。夜中にうずいたけど、治療する前の方がよっぽど痛かったので、タイレノールを飲む必要は感じませんでした。やっぱ、アメリカの方が進んでるのかな、と思っちゃいます。歯が痛かった時はかなりしょげましたが、いい治療が受けられたのと、治療費を快く出してくれた旦那に感謝してます。